話題の乳酸菌

話題の乳酸菌

 

★プラズマ乳酸菌について

プラズマ乳酸菌は、KIRINと小岩井乳業が協力して2011年に発見した乳酸菌です。正式名は、ラクトコッカス属ラクティス菌JCM5805株です。免疫機能に働くプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を直接関与する乳酸菌なので、プラズマ乳酸菌と呼ばれています。

 

なぜ、プラズマ乳酸菌が免疫力を高める能力が高いかということについて、少し難しいですがご説明しますね。ウイルスが体内に侵入し、pDCを刺激することで活性化させます。すると、pDCはインターフェロンα(IFN-α)を放出します。そうすることで、免疫機能が発動して、ウイルスに感染した細胞からウイルスを追い出すのです。

 

そこで、ウイルスを感知するという条件抜きで、プラズマ乳酸菌がpDCを刺激して、IFN-αを放出させることで免疫機能を活性化させることが出来ることが分かったので話題になっているのです。
余談ですが、実はつい最近の2009年に『細菌はpDCを直接刺激して活性化させることはできない』という論文が発表されたばかりでした。プラズマ乳酸菌は、それを覆した画期的な乳酸菌なのです。つまり、理論上この画期的な乳酸菌を食べるだけで、抗ウイルス作用が働くといっていいでしょう。

 

 



★L92乳酸菌

花粉症

L92乳酸菌は、正式名をラクトバチルス・アシドフィルスL-92株といいます。L92乳酸菌は抗アレルギー作用の働きに重きを置いて選びぬかれた乳酸菌です。アレルギーにはTh1細胞とTh2細胞という2種類の免疫細胞が深く関わっていて、その2つのバランスがアレルギーを引き起こします。L92乳酸菌はTh1細胞を活性化させることで免疫バランスを改善させ、アレルギーを抑えるのです。

 

具体的には、花粉症、通年性アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和することが分かっています。現在も研究を続けられている乳酸菌であって、日本でもこういったアレルギー症状で苦しんでいる人がいるので、もっと研究が進めばいいですね。

 

★R1乳酸菌

インフルエンザ

R1乳酸菌は、正式名をラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1といいます。R1乳酸菌は、免疫機能を担うナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させ、T細胞の増殖能を上げます。

 

そのため、風邪やインフルエンザにかかるリスクを減らすことができます。また、NK細胞は、我々の体内に定期的に発生してしまうがん細胞を貪食する能力があります。なので、R1乳酸菌はガン発生リスクをも減らすことができるといえるのです。また、NK細胞は即効性があるので、比較的R1乳酸菌を摂取したすぐ後から効果があるといってもいいでしょうね。